こんにちは、お久しぶりです。
5期生の大風です。
8月30・31日に広島の広島国際会議場でCG研究会が行われ、僕と能瀬さんが発表しました。
〈右から、小野先生、白髪さん、能瀬さん、僕〉
僕の発表した演題は、「牛血液による透析穿刺針の脱血特性の評価」です。
内容は小野研1期生の白髪さんが算出した設定血流量300mL/min以下の脱血特性推定式から、設定血流量500mL/minまでの脱血特性推定式の算出することでした。
近年、on-lineHDF等の治療において、設定血流量300mL/min以上の高血流量下で治療を行うことが増えてきているため、設定血流量500mL/minまでの脱血特性推定式が必要になってきていますが、設定血流量300mL/min以上の高血流量下ではHt値による粘性度の影響を受けるため、粘性度の影響を加味した脱血特性推定式を算出し、推定誤差や決定係数から検討しました。
その結果、より精度の高い脱血特性推定式を得ることができました。
発表ではプログラムの変更があり、初日の初回に僕からの発表でした。
初めての発表であったので、講演者の台の上がり方や礼儀、席から立つタイミングなど全く知らず、発表前でも緊張しっぱなしでした。
自分の名前が呼ばれた時、今まで参加してきた講演会や学会等で見た講演者を思い出しながら、席を立ち、歩き出したのを覚えています。
発表中は、ド緊張で、声が震え、早口になってしまいました。
質疑応答時では臨床面の質問が多く、心はテンヤワンヤ(汗)
白髪さんに助けられ、自分の知識の足り無さを痛感しました。
〈発表後に行われる意見交換会:左から小野先生、檀上さん、僕、白髪さん、安藤さん〉
学会のプログラムがすべて終わった後に、小野先生、白髪さん、檀上さんの4人でお好み焼きを食べました。
まるで飲み物を飲んでいるかのようにお好み焼きがスイスイ入り込み、五臓六腑に染みわたる美味しさでした。
また行きたい!!
〈左:檀上さん 中:僕 右:白髪さん〉
CG研究会を振り返ってみると、8月中旬から本格的に活動し始め、発表し終えるまでの3週間はあっという間でしたが、様々なことを学びました。
特に自分の未熟さと仲間の存在の大きさを学びました。
研究に対する知識や理解力、スケジュール管理など、ここに書き出し切れないくらいあります!(ー_ー)
これから、中四臨工や卒論発表に提出といった大きな壁がいくつもあります。
今回の反省点をじっくり考え、見つめ直し、自分のなかでのPDCAサイクルをうまくコントロールできるようになり、何処に行っても、何をしても出来るようになりたいと思います。
また、学会という大きな壁が日々近づいてくる度に、仲間との絆が増してきていることを実感していました。
なかなか自分たちが臨床での活動や3年生の指導が出来なかった分、残りの3人が協力してくれていました。
活動中、スライド作成でほとんどPCに臨んでいた僕は、申し訳無さと感謝で心がいっぱいでした。
最後になりましたが、CG研究会を乗り越えることが出来たのは、小野先生やその他のスタッフさん、5・6期生みんなの支えがあったからだと思います。
本当に感謝しても仕切れません!!!!!
次は、中腎研で、石川さんと青野さんの発表の番です!
僕と能瀬さんが学会発表の先輩として、何か力になれたらと思います!
発表は2人ですが、全員で発表する気持ちで次も望みたいと思います。
※5期生に向けてのメッセージ!!
今後、ますます大変になるけど、頑張っていこうな!
〈文責:大風〉