雑用・・・ こまごました、いろいろの用事。ぞうよう。
らしいです
何でこんなことを書いているかというと
この前、朝礼の時に私が後輩たちにノート整理を手伝ってもらうことを「雑用」と言ったのが始まりでした。
雑用を雑用で終わらせないようにしないようにするように言われました
ただ手伝わせるだけなら、雑用で終わりですが
理解させながら、手伝わせることでそれは雑用ではなくなる。
という素晴らしいお言葉をいただきました。
私はただ後輩たちに、面倒な作業を押し付けるだけになるところでした。
そんなことでは、後輩たちに何も伝えられずにただ無駄に時間を過ごさせてしまうところでした。
後輩たちに、どんな形で何を伝えるのか。
私はよく考えてみることにしました。
私がやってきた事だけを伝えるのはそんなに難しいことではありません。
実検のデータを見せて解説してやればある程度のことは伝わります。
しかしそれでいいのでしょうか?
私が卒業した後に残るのは私の研究だけでいいのでしょうか?
私はもともと二期生の先輩たちにあこがれて、この研究室に来ました。
先輩たちは、私たちにとてもよくしてくださり、今でも学会などの場では顔を出してくれます。
そんな先輩たちが残してくれたのは研究だけなんかではありません。
この研究室での日々の中で学んだ多くのことを残して行ってくれました。
後輩を持って初めて、教えていくことの難しさを感じます。
後輩たちと過ごせる時間ももうあまりありません。
その中で何を残していけるか。
雑用をそこで終わらせないために
残りの時間を精一杯頑張っていこうと思います。
三期生 梅野