Clinical Enginnering Vol28 (7), 2017に,小野研7期生の竹田千夏さんの論文が掲載されました.
臨床工学ジャーナル:クリニカルエンジニアリングのVol28 (7), 2017.の特集2.養成施設卒業研究誌上コンペ2017に,小野研7期生の竹田千夏さんの論文が掲載されました.
竹田千夏:透析液混合槽の混合特性を考慮した透析液混合回路モデルの構築と透析液濃度制御の最適化.Clinical Enginnering p576-577, 28 (7), 2017.
我々は,在宅透析などに使用できる小型透析装置の開発を目的に,透析液の混合方式として濃度Feedback制御方式について研究を進めています.今回の研究では,透析液の濃度制御モデルの構築と制御パラメータの最適化を行うことにより,透析液流量が低い条件下(100ml/min)において起動後約2分と短時間で安定した透析液の混合が実現可能であることを報告しています.今後,さらに混合槽や流路の最適化を行うことにより,在宅血液透析や集中治療室,また,病棟透析などの環境において使用できるコンパクトで安定性の高い透析装置の開発につなげていきたいと考えています.
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