世界で初めての人工呼吸器 「鉄の肺!!」

世界で初めての人工呼吸器である「鉄の肺」を使用している光景がYoutubeで見つけることができました。
私自身、この鉄の肺を使った人工呼吸療法は、呼吸療法認定士講習会のスライドでしか見た事がなかったので、とっても感動しました。


First Iron Lungs (Artificial Respirators), Part 1 of 2, Silent
新しい技術のみを勉強するのではなく、これまでの歴史を勉強することは、深く物事を理解する上でとっても重要なことだと思います。そういった意味でも、 Youtubeは楽しいですね!
患者の首から下を気密タンクに入れ、タンク内を間歇的に陰圧にする。タンク内を陰圧(-7 – -15水柱センチメートル)にすると、患者の胸郭が広げられて吸気がおこり、平圧に戻すと胸郭の弾性によって肺がしぼんで呼気がおこる。1928年、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンのハーバード大学公衆衛生スクール(Harvard School of Public Health)のフィリップ・ドリンカー(Philip Drinker)、ルイス・A・ショー(Louis A. Shaw)らが、ポリオによる呼吸不全を治療するために実用化した。1950年代までは広範に用いられていたが、装置が大がかりで高価なこと、頭部以外の全身をタンクが覆うために患者のケアが難しいこと、陽圧換気による人工呼吸器が普及したことなどもあり、現在ではあまり使われていない。
(引用: wikipedia「鉄の肺」
(小野淳一)

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