こんにちは、10期生の山本です。11月29日は卒論提出の締め切り日で10期生全員無事提出することができました。

研究室に入ってから1年と2ヶ月辛いことや苦しいこともありましたが、あっという間でとても充実していたなあと感じます。

          ~卒論を終えて10期生から~

山本: 僕は卒論までは、他の人の実験を手伝うことが多く自分から何かをするということがあまりありませんでした。しかし、卒論にむけて自分のテーマを持ったときに自分で考えて行動していかないといけないということで最初は、何からすればいいのか分からず1人で考えることも多くありました。そういうときに大事なのは自分で考えたことを自分だけで解決しようとするのではなく、自分の考えや意見を周りの人や先生にしっかり伝え、自分とは違う考えを持った人の意見を聞くことだと思いました。そうすることで考えや見え方が変わったり、広がったりすることで見えていなかったことが見えるということを多く経験しました。卒論を通して、やっているテーマに関しては将来、直接的に役に立つ機会は多くあるかは分からないけど自分の意見をしっかり伝えることや協力し合いいい結果に繋がった経験は必ず役に立つと思いました。

西橋:私は今まで個人で頑張って解決していくことが多かったのですが、研究や卒論では1人では解決出来ない課題も多く、メンバーで協力していくことが大切だと、改めて気づかされたことが卒業論文でした。中四の発表や研究はある程度個々人でやれることが多かったのですが卒業論文は3人でひとつのものを作り上げる、ということで自分ひとり頑張っても上手くいかなかったり、思い込みなどからあやふやに研究を理解していた部分がありました。要旨提出までは、各自分担してやれば大丈夫だろうと考えていたいましたが、卒業論文は高い完成度を持ったものを作り上げるのはもちろんですが、その中でも3人の中でバランスを取って一人ひとりの仕事量やその他要因を考えるなどして一致団結した空気感を作れるように要旨以降は努力しました。そのなかで自分の考えを言うだけでなく、仲間を信じて任せる事の重要性をきづきました。今後は国家試験もあり国試担当の自分はもっと周りをみて行動して行かないといけないんだと思えるきっかけになったと思います。

藤本:今回、卒業発表では宮城と2人での共同発表で、卒業論文は一人で一つのテーマを論文を作成をしたが、自分の論文でも周りとの協力が必要と改めて感じた。内容はタイトル違えど、他の研究生の論文と重複するところや、他の論文を踏まえての作成であった。また他の研究生と交換し、見合うことで、自分では気付かない点や、参考になる部分も多かった。自分自身、卒業論文作成において、あまり他の研究生と積極的にはコミュニケーションを取れず、自分のものを作ることにいっぱいだった。コミュニケーションや連携は今後、国家試験対策にも、大きく影響すると気づき、自分の独りよがりにならないよう注意していきたい。

宮城:はじめは一人で卒論を書くことになり心配で大丈夫か不安だった。みんなに書いたものをみてもらい何度も何度も訂正を繰り返し最高のことができたと思う。自分は昔から文章を書くことが苦手で書くことに逃げてきたが初めて文章を書くことに真剣にとりくめたと思う。これから学会発表などで文章を書く機会があればこの卒論のことを思いだし、頑張りたいと思う。

角田:私は研究室活動で仲間と協力する大切さを学びました。中四国臨床工学会ではゼミの全員と話し合いお互いの意見を交換することはありませんでした。そのため一度つまずくとなかなか前に進まずとても苦労しました。卒業論文ではその失敗を生かし自分なりに考えを出した上で仲間に意見を求め情報交換を行ってきました。中四国臨床工学会や卒論でも、研究内容を他の人が見てもわかるように抄録、スライド、論文を作成できずとても苦労しました。そんな中でも、小野先生、小笠原先生のご指導、サポートと同期の協力のおかげで乗り越えることができたと思います。今まで周りと協力して何かを成し遂げた経験がなかった僕にとって研究室活動は貴重な人生経験になりました。この経験を国家試験や社会に出てから生かしていきたいです。

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