「第12回卒後臨床工学技士基礎セミナー」 で講演しました。

2015年1月17(土)、18日の2日間でソラシティカンファレンスセンター御茶ノ水で開催されました第12回卒後臨床工学技士基礎セミナーにて、「研究の意義、進め方」について講演を行いました。
このセミナーは、臨床工学技士の養成校を卒業した比較的若い世代を対象としたセミナーです。
まずはじめに、川崎会長より「臨床工学技士の社会的立場と役割」というテーマで、臨床工学技士を取り巻く社会環境の変化や現在の医療現場で求められている臨床工学技士像などについて講演がありました。その他にも、ノンテクニカルスキルや工具の取扱、医療安全、医療情報の収集方法、大学院への進学についての講演がありました。
どの講義も、非常にわかりやすく、かつ、実践的な内容や、これからの医療の高度化や複雑化などの環境変化に対して、いかに自己研鑚が必要か、臨床現場では勉強できない重要なことをしっかり学ぶことができました。
私の講演内容は、研究活動を行うことの意味を説明し、実際に研究を進める上で、情報収集、研究テーマの決め方、研究の実践、学会発表の仕方などを説明しました。PubMedから文献検索を行った内容をその後も収集できる方法など、やや参加者にとっては難しい内容もあったと反省しています。来年に向けて、さらに参加者にわかりやすく、ためになる発表を目指していきたいと思います。
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なお、このセミナーは、来年度から始める日本臨床工学技士会のe-Learning事業の初めてのケースとなるため、来年にはe-Learningで今回のセミナーの内容を勉強家できる予定です。この内容については、今後、日本臨床工学技士会のHPで案内される予定です。
(小野淳一)

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