PubMedの検索結果をRSSで自動収集する

PubMedの検索結果をRSSで自動収集する
PubMedは、検索キーワードを入力すれば、関連領域の最先端の研究成果を知ることができる非常に素晴らしいサービスですが、忙しいとなかなかゆっくりとたくさんの検索キーワードで検索することを忘れてしまいがちです…汗）
このような悩みを解決する方法として、RSSを利用したPubMed検索結果の自動収集機能を活用することをオススメします。
RSSとは？

RSSは、ニュースやブログなど各種のウェブサイトの更新情報を簡単にまとめ、配信するための幾つかの文書フォーマットの総称です。RSSの取得・購読にはRSSリーダー（フィードリーダーとも）と呼ばれるソフトウェアを使います。（Wikipediaより）
RSSリーダーについて
RSSリーダーとは、指定したサイトのRSS情報を一定時間ごとに自動的にダウンロードし、更新があると記事へのリンクを表示してユーザに知らせるソフトがRSSリーダーである。リンクをクリックするとWebブラウザのウィンドウが開いて目的の記事が表示される。
RSSリーダーには、ヘッドラインをティッカー表示する「ティッカー型」や、ポータルサイトのマイページなどに登録する「ホームページ型」、システムトレイに常駐して更新時に教えてくれる「常駐型」など様々な種類がある。WebブラウザのInternet Explorer 7やFirefoxには、あらかじめRSS表示機能が搭載され、RSSリーダーの機能も兼ね備えている。
引用：RSSリーダーとは？　IT用語辞典
私はこれまで、Googleリーダーを使用していましたが、2014年12月にサービスが終了してしまい、困っていました。
サイトでは<Googleリーダーの代替RSSリーダーとしていろいろなRSSリーダーが紹介されています。
Googleリーダーの代替RSSリーダーまとめ【決定版】
私は、現在、Googleリーダーからのデータ移行が比較的役立ったFeedlyを使用しています。特に、Google Chromeの拡張機能からWebアプリとして利用出来るだけでなく、iPhoneやiPad等のiOSやAndorid携帯でも専用アプリがあり、PCからの閲覧だけでなく、スマホやiPadからも同じデータへアクセスすることが可能です。
Feedly

Feedlyの使い方
Feedlyの使い方
PubMedの検索結果をRSSで自動収集する
それでは、実際にPubMedの検索結果をRSSで自動収集する方法について説明します。
今回はブラウザソフトとして、Google Chromeを用いて、紹介します。
準備
１．Google Chromeの拡張機能から、RSS Subscription Extension（by Google）をインストールします。
２．RSS ReaderのFeedlyに、サインアップ（登録）します。

Pubmedから検索を行い、RSSフィードをFeedlyに登録する
３．PubMed（http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed）から、検索キーワードを入力する
４．検索キーワードのすぐ下にあるRSSボタンを押す
５．RSS Settingsを行い、Create RSSボタンを押す
６．RSS　Feed　が表示されるので、XMLボタンを押す
７．フィードの登録に使用するリーダー:として、feedlyを登録する
リーダー選択画面をプルダウンして、「管理…」を押す
追加ボタンを押し、フィードリーダーの編集画面に、説明とURLを入力する
説明：　Feedly
URL：　http://cloud.feedly.com/#subscription/feed/%s
８．フィードの登録に使用するリーダー:として、Feedlyが登録されたので、「今すぐ登録」ボタンを押す
９．Feedlyの画面に移行するので、＋Feedlyボタンを押し、選択したRSSフィードをFeedlyに登録する
１０．論文が新しくPubMedに登録されたら、自動的にFeedlyに取り込みがされる