日本透析機能評価研究会で発表(鳥谷)

こんにちは、小野ゼミ13期生の鳥谷です。

今回初めての学会参加で、2022年7月10日開催された第8回日本透析機能評価研究会という学会の場で発表してきました。

透析機能評価研究会では「ローラーポンプシングルニードル透析におけるリアルタイムクリアランス
評価を目的としたインジゴカルミン濃度センサの開発」という演題で発表しました。

内容としては、現在の透析において、抜針からの出血事故が多く起こっていること、透析患者の高齢化・認知症が進んでいることが不安視されている。そこで、1本の穿刺針で送脱血を繰り返すローラーポンプシングルニードル透析(RP-SND)に着目した。しかし、RP-SNDは透析効率が非常に悪いため現在使用されていない。RP-SNDにおける欠点である透析効率の低さについて原因を明らかにできれば、RP-SNDの透析効率を高めることができるのではないかという考えのもと研究を行ってきた。

そこで、今回は透析効率を評価するためのセンサを作成し、インジゴカルミン(IDC)という試薬を使ってその濃度を正確に観測できるかを行った。結果として、極めて高い精度で測定することができたのだが、時間分解能の低さに問題があった。今後時間応答性に優れたセンサを導入するなどの検討を行うことで、より詳細かつリアルタイムにクリアランスを評価することができると考えている。といった感じです。

会場は埼玉県でしたが、某ウイルスの影響でリモートでの参加となりました。(県外行きたかったです…)学会での感想ですが……リモートだと対面での緊張がない分スラスラ話すことができましたが、もっと上手く表現出来たのではないかと反省点は色々とありました。また、今回は工学的な内容の論文を発表したのですが、理解しずらい内容だったため、質問が全くなしで終わるという経験をしました。(質問がある想定で準備してたので逆に無くて、内心冷や汗でした)

色々ありましたが、何かといい経験にはなったと思います!後輩にも機会があれば学会参加して欲しいなと思います!

最後に発表練習なスライド直し等手伝ってもらった13期生のみんな、小野先生、小笠原先生本当にありがとうございました。

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