2011年10月、人工心肺事故の調査報告について

 2011年10月、京都大学医学部附属病院にて脳死肺移植手術を行った患者さんに対して、人工心肺装置を装着したところ、脱血回路内に空気が混入したトラブルが発生しました。このため、一時的に人工心肺装置を停止したことにより、低酸素血症に伴う低酸素脳症を発生したとのことです。
同病院のHPに、事例調査報告書の概要が報告されていました。
これから、医療の現場に進む、臨床工学科の学生さんたちには、このような事故が繰り返されないためにも、内容を確認していただきたいと思います。
脳死肺移植術後低酸素脳症事例に関する事例調査報告書の概要(2012年6月25日)
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/press/20120625.html
(文責:小野)

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