卒業論文の作成について(POINT!)

卒業論文の提出期限まであと35日です。
昨日、小野研究室の4年生と一緒に、卒業論文提出までのスケジュール確認をしました。
その結果、皆さん、あたらめてその時間の少なさについて実感していました。
論文を提出するまでにも、岡山透析懇話会の発表(工藤くん)、中四国臨床工学技士会学術大会(4年生全員)、卒業研究発表会(4年生全員)と過密なスケジュールだからです。
そうでなくとも、小野研究室は、1人1テーマという絶対不変のルールがありますので、かなり大変だと思います。
しかし、このような大変な状況に対して、それぞれの学生がこれまでいろいろな学会、研究会にて発表するといった非常に貴重な経験をしております。この結果、論文を書くためにまず必要な発表の骨格が見えてきたのではないかと思います。
さて、ここで論文作成の手順について説明したいと思います。
1.自分の研究テーマにタイトル(仮)をつける
2.研究の目的について、短い文章でまとめる。
3.今回の研究の結論について、短い文章でまとめる。
4.関係する既存論文をしっかりと読み、論文についてのイメージを練る。
5.発表の骨格を決定する。
(タイトル、緒言、目的、研究方法、結果、考察、結語、参考文献)
6.それぞれの項目について、いいたいことを、まずは箇条書きにする
7.箇条書きを文章にしていく。
8.ひととおり、論文が完成したら印刷して自分で読んでみる
9.問題箇所を修正する
10.自分で読んで問題ないレベルに達したら、指導者に査読(確認)してもらう
11.同時に、同僚や後輩にも査読(確認)してもらう
12.あとはひたすら論文の精度をあげていく
13.最後に論文の全体像をしっかりと捉えて、抄録を作成する
おおまかな論文作成の流れについて説明しましたが、大事なことははじめから完成度の高い文章を求めず、自分の頭の中にある言葉をどんどん文章に変換していきましょう。
あと、論文確認(査読)ですが同僚や後輩にも積極的に協力してもらいましょう。
同僚は、これまでいっしょに研究を進めてきた同志として主研究者のよきアドバイス役になれます。
後輩は、皆さんの研究について十分には理解していない第3者として、わかりにくい記載について指摘することができます。
このように、論文作成は小野研究室の総力戦です!!
是非、研究室の皆が一丸となって、この難関を見事突破していただきたいと思います。
君たちの活躍に期待しています。
(文責:小野淳一)

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