川崎医療福祉大学臨床工学科 次世代血液浄化システム研究室

こんにちは。武田です。

4月の最初からコロナ禍で3蜜に注意を払いながらの学内実習が開始しもう４ヶ月ほど経ちました。今年は穿刺の実習のSAにも小野研究室の学生が担当することとなりました。

去年は実習を受ける側だったのが、今年は実習をサポートする側に変わり、実習の見え方が180°ひっくり返りました。人に教える難しさに加え、周りを見る力も必要なので最初の頃は非常に緊張していました。しかし、実習を重ねていく中で少しずつですがそれらも和らぎました。実習後には振り返りをし、各々が実習中に思った良かったことや悪かったことを共有し、良かったことは参考にし、悪かったことはみんなが注意していくことで３年生の実習が回を追うごとにより良いものになっていったと思います。

3年生は、休みの時間を使ってよく練習に来てくれていました。しかし、透析導入はコロナの影響もあり練習する機会もあまりありませんでした。そんな中でも3年生は、透析導入動画をしっかり視聴し手順を覚えてくれていました。透析導入練習のときにはできていなかった学生さんは最後には見違えるほどできるようになっていて感動したことを覚えています。９月半ばまで続きますが、残りの実習頑張ります。

SAを行う後輩へ

自分は大人数の前で話すことが苦手で、頭の中が真っ白になってしまうことがあります。しかし、SAとして人前で話すことを経験することで少しはこの苦手意識は和らいだと思います。最初は誰しもがうまく行かないと思いますが、みんなで協力して良いものを完成させるために振り返りをしたり、積極的に話しかけに行くことでその緊張は吹き飛ぶと思います！