後輩たちへ(中村)

後輩たちへ小野・小笠原研究室9期生だった中村です。私は研究室選択の際に、一番厳しい所に入ってスキルアップをしたいと意識の高い意気込みで小野・小笠原研究室を志望しました。実際入ってみて想像の5倍くらい大変で、想像していた10倍くらい最高の経験ができたと思います。研究活動では、研究室に入った当初は医療の進歩に自分も関われるってすごく胸躍らせて油断していました。実際研究に関わっていけばいくほどなかなか上手くいかないことばかりで、それは自分が今まで物事に対して本気で取り組んだことがあまりなかったからだと痛感しました。それに気づいた時には卒論提出間近な時で、早く気づけていればもっと違う結果になったんじゃないかと後悔ばかりです。

そんな私が卒論提出まで行けたのは研究室生のみんなや小野先生が支えてくださったからだと思います。なかなか研究が前に進まず悩んでいた時に研究室生のみんなが相談に乗ってくれて、忙しい時でも実験を手伝ってくれたからこそ、頑張って来れたと思います。そして、ここまでできたからいいだろうと限界を自分で決め、向上心が無かった私に諦めず最後まで叱っていただいた小野先生がいてくださったおかげで自分の欠点に気づくことができ、見直す機会があったからこそ今の自分があると思います。

そんな私が研究活動よりも何より苦戦したのが就職活動です。私は就職係に任命されたにも関わらず、なかなか行動を起こさず、準備不足だったため研究室生の中で一番最後まで就職先が決まりませんでした。就職活動はみんな初めての経験であり、だからこそ就職係が一番早く動いて就職活動のことを調べてやるべきことを早くからしなければいけなかったのですが、私の一番の欠点である大変な事を後回しにしてしまう性格のせいで準備を疎かにしたせいで研究室生のみんなにも沢山迷惑をかけてしまいました。結果的には研究室生全員が就職先を決めることができたのでよかったですが、もっと早くから業界研究や履歴書作成、面接練習を行い、準備できていればもっとスムーズに就職先が決まりもっといい結果になっていたと思います。なので、後輩たちには私の失敗を見て、早くから準備を行い、志望する病院についてしっかりと調べて履歴書や面接の練習を沢山行い、悔いのない就職活動を送ってもらいたいと思います。

私が研究室活動で一番感じ、後輩たちに伝えたいことは仲間の大切さについてです。私は研究室活動の中で上手くいかないことばかりでくじけそうになった時が少なからずありました。そんな時に相談に乗ってくれて協力して一緒に乗り越えてくれたのは研究室生のみんなです。時に言い合いになりぶつかることもありましたが、こうやって研究活動、就職活動、国家試験を乗り越えることができたのは同じ同じ辛さを経験した仲間がいたからこそ一人で抱え込まず最後まで頑張れたと思います。なので、後輩たちにはみんなで協力し助け合うだけでなく、遠慮なくぶつかり合って頑張ってほしいと思います。

最後に、小野先生にはいくら感謝しても足りないくらい一番お世話になり一番迷惑をかけてしまいました。私はなかなかエンジンがかからない上に、とても頑固な性格のため、先生が一生懸命指導してくださったにも関わらずなかなか成長できず本当に手を焼かせてしまいました。そんな僕に諦めることなく叱ってくださっだからこそ自分の今までを振り返り今までよりも成長することができたと思います。この経験を活かして、小野先生にちゃんと社会人として頑張っていると胸を張れるくらい精進しようと思います。後輩たちには、小野先生が一生懸命指導してくださったことを真っ直ぐ受け止めて、自分を見直し成長していってほしいと思います。

また、OB. OG会の時に後輩たちには元気なところを見せてほしいです。頑張ってください。

小野研9期生 就活係 中村光

関連記事

(Visited 62 times, 1 visits today)

ページ上部へ戻る