川崎医療福祉大学臨床工学科 次世代血液浄化システム研究室

2020/12/4、イコットニコット2階ワンダーウォールにて開催されました2020年度岡山テックプランターに参加してきました。
https://techplanter.com/2020/11/24/okayama-tp-ko-2020/

川崎医療福祉大学に仕事場を移して、今年で5年目となります。臨床現場で、慢性腎不全患者さんを対象とした血液透析医療の課題を常に感じてきました。そのような状況を大きく変えたいという思いで、この5年間、新しい医療機器の開発に関する研究を行ってきました。その活動のなかで、日本医療研究開発機構(AMED)の 橋渡し研究戦略的推進プログラムの研究助成を受け、長時間、安全に透析治療を受けれる技術について研究してきました。

ただ、医療機器に関する研究を行うだけで夢は叶うのではなく、自分たちの研究やそのビジョンを社会に積極的に発信し、協力者や理解者を得たいと考え参加させていただきました。

参加者による3分間のショートプレゼンテーションがありましたが、主催者からは簡単な自己紹介をとのメールでしたが、他の方々は自身の研究内容を軸にそのビジネスモデルや将来性について熱くプレゼンテーションされていました。このような異なるフィールドの研究者の方々の話をお聞きすることは大変勉強になったと思います。

今後、2020年度岡山テックプランターにエントリし、自分の研究内容とその後のビジョンを情報発信することにより、研究成果が社会に実装できるように頑張っていきたいと思います。