卒業・5期生の皆へ(杉山)

こんにちは。
今年3月14日をもって卒業しました、小野研4期生の杉山実央です。
最近は食欲が治まらず、体重計に乗るのが怖いです。
以前は食事も喉を通らず、よく体調を崩してご心配お掛けしました
でも、もうご心配無用!必要以上に食べています
話がそれたので、この小野研での生活を振り返ってみます。
入学した頃がついこの前の様に感じるほど、充実した学生生活を送ることができました。
3年で研究室を決める際は、小野研は大変だって聞くし、正直女子1人で入るのは勇気がいるから友達に付いて他の研究室に入ろうかと悩みましたね。
ですが、短期間の学外実習を終えていざ仕事を始めても、今のままの私に何ができるのか不安になりました。
もうこれ以上甘ったれるなと心を鬼にし、学生のうちに少しでも多く社会人の常識や臨床を学び、自分を厳しい環境に置かないと今の自分を変える事はできないと思ったので、小野研に入ろうと決心しました。
大学生活の中でも小野研はとても充実していました。
ですが、なかでも対人関係には苦労しました。
小野研に入ってしばらくは皆の輪に入れず、迷惑もかけたくないと相談しなかったり、体調が優れないのに無理したり、ストレスが溜まって泣く日が続きました。ご飯食べるのも遅すぎて、先輩と同期の皆には毎日イライラさせてしまったかもしれません・・・
研究活動と臨床現場の厳しさに一年半揉まれ、ちょっと打たれ強くなれたかな?
あと、セミナー・研究の帰りには飲み会やご飯行ったりしましたね。
国家試験前日に道頓堀で串揚げ食べたり。
まっすーのブログ記事は、何度読んでも面白いので大好きでした。もう新しい記事が見れないと思うと残念です・・・
私は、1期生の田中先輩から続く敗血症性ショックとその治療法の一つであるHigh Flow CHD(HF-CHD)をテーマとした研究をさせていただきました。
はじめは、知識も無く手探りの状態だったので、教科書や参考書を読むことから始め、少しずつ先輩方の卒業論文や論文などで知識を増やしました。そして、ICUでは電子カルテを基に敗血症性ショックの病態や治療経過を間近で学ぶことができ、またCHD用の血液回路の組み立てやプライミング、道具の用意など、実習生でもなかなかさせてもらえない貴重な経験をさせていただきました。
そして、卒論提出の日が迫ると、帰宅時間は0時前になる事もよくあり、寝坊して最悪なコンディションで腎センターに来てしまう日も増えました。
とにかく大変だったんですけれど、心の底から研究が嫌になったことは一度もありません。同期の皆に支えられたから頑張れたんだと思います。また、早くも体の老いを感じて悲しくなった事もありました。けれどこれを乗り越えたことで、今後もっと沢山つらい事や苦労する事があっても、私なら人一倍時間がかかっても何とか乗り越えられる自信がついたと思います。
そして小野研だからこそ、スケジュールの重要性、電話の掛け方やメールの送り方、ほうれんそう、社会人としての礼儀作法など、研究以外の事も学べたのだと思います。
もし私が小野研に居なかったら、これらを知らずに社会に出るところだったのかと思うと、ゾッとしました・・・
小野研で学んだことは全て、今後の自分達の糧になるはずです。
国家試験も無事合格できました。
合格できたのは、小野先生や今野君直伝の勉強法に改善し、それを継続して取り組んできた事が一番大きかったと思います。教えていただき本当にありがとうございました。
また、6割超えたからって満足しないで、まだ自分は伸びしろがあると思い続けたからだとも思います。
国試対策係の普家君と今野君も一生懸命取り組んでくれました。
ただの研究仲間だけでなく、こうして研究活動が終わっても最後まで協力して頑張ることが出来た4期生が大好きです。
5期生の皆へ。
短い間でしたが、ありがとうございました。
みんなと会う頃は、4期生は自分の研究で精一杯になっていて十分に指導できなくてすみません。もっと教えてあげたら良かったと後悔するばかりです。
これから大変だと思いますが、5期生は努力家なので向上心と探究心をもってやればいけると思います!
またぜひご飯でも行きたいですね。大風君も入れて女子会やるぞっ!
小野先生をはじめMEの皆様、佐々木先生、堀家先生、そして3期生の先輩方、短い間でしたがお忙しい中丁寧なご指導をありがとうございました。
これからが本当のスタートなので、プライベート以外ではマイペースすぎる性格を捨て、まずは一生懸命仕事を覚えます。そして、何十年先になるか分かりませんが、いずれは小野先生のような偉大な臨床工学技士になれるよう懸命に地道な努力を積んでいこうと思います。
今度は臨床工学技士として、どこかでお会いできる事を楽しみにしています。

長文になりすみません。4期生の皆、またOB会などの機会で集まれたらいいですね!
(文責:杉山実央)

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