こんにちは。10期生の西橋です。
冬本番の風が、古きよき時代を思わせる木造建築の校舎に吹く2月の14日木曜日
そんな寒空にも負けず、元気いっぱいな倉敷西中学校の中学生のみなさんに職業紹介として臨床工学技士の仕事についてお話してきました。
最初に小野先生が「あなたの知らない病院の裏側??」というタイトルで、臨床工学技士や他のメディカルスタッフの業務についての全般的な内容をされました。
その後、私達がパルスオキシメーターとAEDについて、実際の機器を用いながら説明し、実際に体験をしてもらいました。
小野先生のスライドを使ったお話は、病院という普段あまり身近ではない内容にもかかわらず中学生のみなさんにも解りやすいよう工夫され、心筋梗塞を起こしたプロサッカー選手や医療ドラマの話など大変わかりやすく面白い内容でした。
さて、小野先生の講義により医療についての興味がだんだん湧いてきた中学生のみなさん。いよいよ私達の出番です。
なるべくわかりやすく面白く、かつ楽しく学んでもらうためにいろいろ工夫をこらし実際に触れて体験してもらうよう努力しました。
最初は難解な仕組みの医療機器に対して興味をもってもらえるか不安でしたが、
蓋を開けてみればなんと!用意していた表面的な内容以上に中学生のみなさんからは深い質問も次々と飛び出し、大盛り上がりとなった体験コーナーでした。
そんな中学生のみなさんの熱気にやや圧倒されながら少い時間で一生懸命練習した中学生への解説をしていきます。
さて、小野先生お得意の無茶振りにより、直前にこの倉敷西中訪問を伝えられ終始焦りっぱなし不安だらけの私達でしたが終わってみると疲労感と達成感とでいっぱいでした。
まだまだ改善すべき部分はあるものの、頑張ってなにかをを成し遂げたあとの甘いものはやっぱり格別です!(注釈:以下のこのケーキたちは私達が責任をもっていただきました。小野先生は甘いものは召し上がっていません。)
結果として、良い意味で予想を大幅に裏切る大成功となった倉敷西中学校の訪問。
最初はどこまで説明すべきかやどんな風に伝えればよいのか右往左往していた私達でしたが、見返してみると「人に伝える難しさ」や「どんな目標に対してどんな説明が必要なのか」「教える対象を見据えた話し方」など将来にわたって大切なことを多く学べた機会だったのかな、と感じました。
私達の願いとして、この行動が微力ながら臨床工学の発展と中学生のみなさんの進路決定の一助になれれば幸いです。
追記:小野先生も中学生のみなさんの熱意と、私たちの頑張り(と木々珈琲舎のブレンドコーヒー)に大変満足げな御様子でした。