社会人大学院生として、白髪裕二郎氏(川崎医科大学附属病院)が入学しました

私達の研究室へ、社会人大学院生(修士課程)として、白髪裕二郎氏(川崎医科大学附属病院勤務)が入学しました。白髪さんは小野研の学部1期生であり、卒業後、川崎医科大学附属病院に入職し、透析業務、救急治療業務、手術室業務等の従事してきました。

修士課程の研究テーマは、「持続的腎代替療法(continuous renal replacement therapy:CRRT)において、回路内凝血の検出を目的とした、機械学習を用いた新たなモニタリングシステムの開発」とし、大きく下記の3つの研究から構成する予定です。

  • 研究1. CRRT緊急回収時における血液回路内圧の挙動に関する検討(臨床研究)
  • 研究2. 基礎実験における凝血加速モデルの構築(基礎研究)
  • 研究3.回路内凝血の検出を目的とした新たなモニタリングシステムの構築(基礎研究)

仕事をしながら大学院生として研究や授業を受けることは大変だと思います。このため、川崎医療福祉大学で新たに導入された長期履修制度(社会人大学院生を対象に、2年間の学費で最大4年間の)を活用する予定とのことです。

川崎医療福祉大学 長期履修制度

日々の臨床現場で疑問に思った内容を研究テーマですので、ぜひ、この研究成果により、より良い急性血液浄化治療を実現できることを期待しています。

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