12期生の武田です。
今回は、私たちがこの半年間の卒業研究活動で学んだことを、私目線ではありますがお伝え出来たらと思います。また、後輩のみんなにはこの記事を読んでもらって自分たちの経験から何か感じてくれればうれしいです。
まずは、「目的を明確にすること」です。私たちは、目的がふわふわしている状態で毎日のように実験しデータを取っていました。やはりデータをたくさん取っていると、やり切った感は得られます。しかしそれ以上はなく、結局何もわからない状態で時間を浪費しているだけです。私たちの研究活動の前半は本当にそんな状態でした。しかし、後半から目的をもって実験に取り組むようになり、少しずつ実験が分かるようになりました。
次は、「可視化すること」です。特に私は、よく頭の中で考えていました。しかし、それが複雑になってくると頭の中で大事故を起こしたかのようにわけがわからなくなります。そこで、図や考えを何かに書き出して、流れを考えることで頭を整理することが出来ました。それに、班員や先生と情報共有する時に図があると共有しやすいです!
次は、「俯瞰してみる事」です。データを見るたびに先生に言われました。全体像をつかむ、なかなか難しかったです。その時私は、まずは必要なデータを並べて広く見る、そのあと気になったところに注目していました。最初から細かいところに注目しても何も見つかりません…まずは広く見て気になるところをピックアップしましょう。
最後に、「休憩をとること」です。私は、卒業論文を書くにあたって2徹してしまいました。途中から集中も切れ、考えがまとまらず、どんどん迷走してしまいました。一度わけがわからなくなったら、休憩をはさんで研究から離れることも大切だと思います。ただ、前もってコツコツとしておけば、もっと余裕をもってできるとは思いますが。
このほかにも学んだことは、たくさんありますがここで語ろうとすると果てしなく長くなると思ったので、私が思う特に大切に感じたことをお伝えしました。
11月17日には、3年生に4年生が研究活動を通して学んだことを申し送りました。3年生のみんなには私たちの経験から何かを学んで、自身の研究などに活かしてくれることを期待します。それに、私達自身もこの半年を通して学んだことを振り返りができ、就職後に役立てられると思います。
残り半年先輩として後輩に何か残せるように頑張りたいと思います。